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「なでしこジャパン」が、同42位のポルトガルに3-0で快勝し、今大会初勝利 アルガルベ杯第2戦

3月4日のデンマーク戦で負けたなでしこジャパンが遣ってくれました。

しかも控え組みが3点を挙げました。

うれしいですね。

今度は強敵フランスです。がんばってほしいです。

 

■日本 3-0 ポルトガル アルガルベ杯第2戦

なでしこ3発快勝/アルガルベ杯詳細

アルガルベ杯:日本3-0ポルトガル>◇6日◇1次リーグC組◇ポルトガル・ファロ


 FIFAランキング4位の日本代表「なでしこジャパン」が、同42位のポルトガルに3-0で快勝し、今大会初勝利を挙げた。

 前半36分にDF川村優理(25=仙台)のゴールで先制。後半9分に代表デビューのMF横山久美(21=長野)がミドルシュートで追加点。同34分にはFW菅沢優衣香(24=千葉)がダメ押しの3点目を決めた。

 日本は9日にフランスと対戦する。

日本 3 (前半1-0 後半2-0) 0 ポルトガル


【得点者】

前半36分(日本)川村

後半9分(日本)横山

後半34分(日本)菅沢

 6月にカナダで開催されるW杯の前哨戦、アルガルベ杯の第2戦が6日に行われ、初戦を落としたなでしこジャパンは開催国ポルトガルと対戦した。

 4日のデンマーク戦でまさかの敗戦を喫した日本はメンバーを総入れ替え。GKに福元、DFに右から有吉、川村、田中、上尾野辺を起用。

 MFでは追加招集の横山が代表初キャップを記録し、デンマーク戦途中出場だった永里、宇津木がスタメン出場。今季から日テレ・ベレーザに移籍したプレースキックの名手・上辻も先発に名を連ねた。

 また、前線はともになでしこリーグで得点女王の実績を持つ菅澤と高瀬がコンビを組む。

 ポルトガルはW杯、オリンピックともに出場経験はないが、大会前に日本がW杯の初戦で相対するスイスと親善試合を行い、勝利している。なでしこジャパンとは史上初めての対戦だ。

 前半はボールを支配しながら、左サイドの横山のドリブルでの仕掛けや高瀬のボールキープ、宇津木の効果的なサイドチェンジなどが随所に見られたものの、シュートを打つ回数が少なく、ポルトガルゴールをこじ開けることができない。

 そんな中36分、右CKを一度はクリアされたものの、こぼれ球の落下点にいた川村がダイレクトボレーでゴール左隅にねじ込んだ。

 先制した後の日本はより積極性が増し、ディフェンスラインの裏を突くボールや思い切ったシュートなどが出るようになった。

 後半に入ると横山が輝きを放つ。54分、左サイドからドリブルで切り込むと、エリア手前で右足を振りぬく。

 強烈なミドルシュートはゴール左上隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。昨季チャレンジリーグ(2部)で得点王に輝いた横山は、代表デビュー戦で嬉しい初ゴールとなった。

 2点目が決まった後、横山と高瀬がポジションを入れ替えてプレーするようになる。横山は最前線へ、高瀬は左サイドへポジションを移した。

 73分、日本は宇津木に代えて阪口、永里に代えて安藤を投入し、さらに追加点奪取を目指す。

 そして79分、ディフェンスラインとの駆け引きを制した菅澤が、後ろからのロングパスを完璧な胸トラップで収め、気持ちの良いチーム3点目をゲット。この試合なかなかチャンスを決め切れなかった菅澤にもゴールが生まれた。

 3点のリードを手にしたなでしこジャパンは最後まで集中力を切らさず、ポルトガルの攻めに冷静に対応。アディショナルタイムも攻め手を緩めることなく試合を締めくくった。

 この試合ではデンマーク戦で控えだったメンバーが躍動し、結果を残した。次戦に向けて、そしてW杯に向けてレギュラー争いは激しさを増している。

 ポルトガルに快勝し、決勝進出に望みをつないだ日本は、グループリーグ最終戦で強敵フランスと対戦する。W杯に向けて最も重要なターニングポイントとなるフランス戦は、日本時間9日23時キックオフだ。