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マラソン女子優勝者田中智美(27=第一生命)が代表落選 陸連に疑問符!

日本陸上競技連盟は11日、東京都内で理事会を開き、今年8月に開かれる世界選手権(北京)のマラソン代表に男子の今井正人トヨタ自動車九州)、女子の前田彩里ダイハツ)ら男女6選手を決めた。

 男子は2月の東京で2時間7分39秒の好記録で日本人トップの7位だった今井のほか、1日のびわ湖毎日4位の前田和浩九電工)、昨年の福岡国際4位の藤原正和(ホンダ)が選ばれた。

 女子は8日の名古屋ウィメンズを2時間22分48秒で走って3位だった前田に加え、同レース4位の伊藤舞大塚製薬)と1月の大阪国際で日本選手トップの3位に入ったロンドン五輪代表の重友梨佐天満屋)が選出された。

 世界選手権で入賞した日本人トップは、2016年のリオデジャネイロ五輪の代表に内定する。

■優勝者が代表落選…横浜Vの田中より大阪3位の重友  

 
   優勝しても評価されない――。女子3枠目の争いで、昨年11月の横浜国際を制した田中智美(27=第一生命)が落選し、1月の大阪国際で日本人トップの3位だった重友梨佐(27=天満屋)が選ばれた。田中はレース内容などが重友に劣るとされ、93年以降で初めて国内選考会で優勝しながら、五輪を含めた世界大会の代表入りを逃した。世界選手権で8位以内に入った日本人トップは来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まる。 

   日本陸連の原田強化委員長が女子3人目の代表を読み上げた瞬間、会見場がざわついた。横浜国際を制した田中ではなく、重友が代表入り。選考会のタイムは田中の2時間26分57秒に対して、重友は2時間26分39秒と大差はない。真っ先に質問した元マラソン選手でスポーツジャーナリストの増田明美さんは、「ビックリしました。どうして同じ26分台で大阪3位の重友さんなんですか!」と問いかけた。

 日本陸連は今回から選考で有利になる設定タイムを導入。女子は2時間22分30秒で、前半消極的だった田中より、前半から攻めて後半に失速した重友の方が、陸連の評価は上だった。酒井強化副委員長は「(田中は)レース内容が物足りない」とし、「我々は現場のプロとしてやっている」と選考に胸を張った。尾県専務理事によると、最終決定の理事会では特に異論は出なかったという。

 田中を指導する91年東京世界選手権銀メダリストで第一生命の山下監督は「納得できません。合宿中の田中もショックを受けています」と話した。「選考が覆るとは思わないので、そこはもういい。でも、今後のことを考えて声を上げていきたい」。これまで何度も物議を醸してきたマラソン選考で、また後味の悪さが残った。

 

■15日のソウル国際マラソン出場のため、13日に現地入りした川内優輝(28=埼玉県庁)が、世界選手権(8月、中国・北京)の女子マラソン選考について語った

 「やっぱり、優勝して選ばれないというのはどうなんでしょうか…。他にも優勝している選手がいるのなら、まだ分かりますけど。重友さんは(大阪国際で)トップに3分以上つけられたのに、笑ってゴールしていたのも私は気になりました。ただ、選ばれたことについて、重友さんは何も悪くないし、罪はないですよ」

「前半の飛び出しが悪いから代表にしなかった」。というのはおかしいです。

勝負というのは「最後に勝つか負けるか」ではないでしょうか。

前半飛び出すかどうかは戦略であって最後に優勝すればいいのでは。

納得いきません。

田中智美(27=第一生命)がかわいそうです。