春夏秋冬・喜怒哀楽 今日の私のココロ模様

季節祭・催事・日々の出来事・ニュース・話題やお役立ち情報、喜怒哀楽的・雑感などをつづっています。

スポンサーリンク

CAが実践する「ぐっすり眠るための快眠のコツ」を3つ  「光・音・香り」の三要素

CAが実践する「ぐっすり眠るための快眠のコツ」を3つ

いつでもどこでも眠れるCAの快眠のコツ


世界中を飛び回るキャビンアテンダントは場所も時間も関係なく睡眠をとらなければならないことも日常茶飯事。いつでもどこでも眠れることが、CAに必要な能力の一つでもあります。

でも慣れない場所や時差などで、なかなか眠りにつけないということもあります。ここではそんなCAが実践する「ぐっすり眠るための快眠のコツ」を3つお伝えいたします。


快眠のためには「寝る前30分」が勝負


つい今まで仕事をしていて頭がさえている状態から急に眠ろうとしても難しいですよね。ぐっすり寝付くためには睡眠モードに上手に切り替えていくことが大切。

寝る前30分で、いかに睡眠モードに持っていけるかが、寝付きのよさや眠りの深さを決める鍵になります。

そのポイントとなる光・音・香りの三要素についてお伝えいたします。


 

①光をコントロールして快眠ホルモンを分泌!


就寝前30分の過ごし方で最も大切なのは「光のコントロール」。質の高い睡眠の鍵となる快眠ホルモン「メラトニン」は、明るい光によって分泌が抑制されてしまいます。

CAとして国際線を乗務していたときには、日本時間では真夜中のはずなのに、現地が昼で太陽を浴びてしまうといくら眠くても眠れなくなってしまうということがよくありました。

眠い朝でもカーテンを開け太陽の光を浴びると不思議と二度寝できなくなってしまっているということもありますよね。それほど光は脳にダイレクトに影響を与えるのです。


 


就寝前の光の鉄則

特にスマートフォンやパソコンなどデジタル機器のブルーライトと呼ばれる光は要注意。刺激が強く、メラトニンの分泌を抑制してしまうと言われています。就寝前30分はパソコンやスマートフォンは使わないようにしましょう。

照明も日中と同じ照明ではなく暗めの間接照明やキャンドルを灯すなどして、メラトニンの分泌を促しましょう。さらに就寝時は豆電球ではなく真っ暗にすることで、脳がより深く休息を取ることができると言われています。

②音の紛らわし作戦でスムーズな眠りに


いざ眠ろうとすると気になってしまうのが周囲の雑音。普段はさほど気にならない外の雑音やご近所さんの生活音、時計の針の音なども、眠れない夜にはとても気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。耳栓などで音をシャットダウンしても、気になりだすとどうしても気になってしまうということもありますよね。

そんなときはヒーリングミュージックなどの「心地よい音」で、騒音などの「不快な音」を紛らわす作戦がおすすめです。人の耳には心地よい音を無意識のうちに優先的に聞こうとする機能があると言われています。波の音や自然音、ヒーリングミュージックなどの快眠ミュージックの中から、自分に合った一つを見つけてみてはいかがでしょうか。眠れない夜のお守りとしても、旅行先など時差で寝付けないときの切り札としても活躍してくれるはずです。


 


③仕上げはリラックス効果の高い香り


快適な睡眠への仕上げは「香り」。美味しい食べ物の香りを嗅ぐとお腹がすいてくるように、嗅覚は五感の中でも特に生理反応直結しているとも言われています。就寝前におすすめの香りはラベンダー、イランイラン、オレンジスイートなど。

これらの香りはリラックス効果が抜群で、アロマオイルの説明書に「運転中は使用を控えましょう」と書いてあることがあるほど。アロマキャンドルを焚くのも良いですし、アロマスプレーなどを利用して寝室やパジャマ、シーツ、枕カバーなどにシュッと香り付けしてあげるのもおすすめです。お風呂上がりに寝室に入った瞬間リラックスモードになるために、お風呂に入る前にお部屋をこれらの香りで満たしてあげるとよいでしょう。
 

就寝前の30分、ただ何気なく過ごすのとポイントを押さえて意識的に過ごすのでは、寝付きの良さも眠りの深さも天と地の差がつきます。ぐっすりと快適な睡眠をとるために、ぜひ早速今晩から試してみてください。

★CA

CAとはキャビンアテンダント (Cabin Attendant)の略。※日本のみの言い方和製英語

英語圏ではFA(Flight Attendant)(フライトアテンダント)という。