朝食のメリット・デメリットについてまとめてみました。
「朝はしっかり食べましょう」という意見もあれば、「朝はデトックスの時間だから、胃に食べ物をいれなくてもよい」という真逆の意見もある朝食。
果たして、本当はどちらが体に合っているのでしょうか。
朝食のメリット・デメリットについてまとめてみました。
■朝食を摂るメリット2つ
(1)朝の食事で成長ホルモンが促進
過去記事「老けるし太る!“朝食抜き”はみるみるオバサン化することが判明」では、朝食の大切さをお伝えしています。成長ホルモンの分泌促進に欠かせない“メラトニン”という伝達物質があります。このメラトニンは、朝に合成される“セロトニン”という物質がもとになっているのです。つまり、しっかり朝食を摂ることでセロトニンの合成が促され、夜になるとメラトニンによって成長ホルモンの分泌が促進されます。
(2)朝食のお陰で間食を減らせる!?
また、「痩せ習慣!朝食を大量に食べるほど肥満解消になる理由とは」では、体の機能を最大限に活かせる食事の最良のタイミングが朝だということを、海外の研究結果などと合わせてご紹介しています。朝食を多く摂取すると“グレリン”という食欲増進ホルモンの値が低く保たれ、間食にも興味が湧かなくなってくるそう。間食が習慣になってしまっている人は、ぜひ試してみてくださいね。
■デメリットは何……?
体の仕組みから考えると、朝はデトックスの時間。せっかくの排泄のタイミングを逃してしまわないよう、できたら排便を済ませてからの食事が理想です。
便を出さないうちに朝食をたくさん摂ると、体のエネルギーがその朝食の消化活動に使われてしまうため、便の排出がますます難しくなってしまうとされています。
上記のことを踏まえ、排泄時間が終われば朝食は摂ったほうがメリットが多いと言えるようです。
前日の夕飯の時間やメニュー、睡眠時間、水分摂取など様々な要因があるため、朝食を摂るべきか、控えるべきかは一概には言えないことも。まずは自分の体調を確認し、朝食の有無、メニューについて考慮しましょう。