尾瀬国立公園ミズバショウ咲き始め21日、山開き そしてニッコウキスゲ 夏が来れば思い出す♪~
ミズバショウ咲き始める…尾瀬で山開き
ハイカー雪が残る湿地に咲くミズバショウを眺めながら木道を歩く
群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園(約3万7200ヘクタール)が21日、山開きを迎えた。
登山口がある福島県檜枝岐ひのえまた村によると、尾瀬沼(標高約1700メートル)周辺の木道脇では、ミズバショウやリュウキンカなどが咲き始めている。ただ、まだ積雪が多く、福島県側から尾瀬沼に向かうのは難しいとしている。
群馬県片品村の大清水登山口から三平峠を通る登山道を使えば、約3時間で行けるという。
福島、栃木、群馬、新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園の山開きの式典が21日、福島県檜枝岐村の御池登山口で開かれ、集まった登山客らが安全を祈願した。公園では一部でミズバショウが咲き始めており、5月下旬から6月中旬まで楽しめるという。
式典で尾瀬山小屋組合の関根進組合長は「素晴らしい尾瀬を堪能してほしい」とあいさつ。
環境省によると、尾瀬国立公園への入山者は2011年、原発事故などの影響で約28万1300人まで落ち込んだが、昨年は約31万5400人まで回復した。
雪が残る湿地に咲くミズバショウからニッコウキスゲまでの季節は美しすぎますね。
★尾瀬国立公園(おぜこくりつこうえん)は、福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる国立公園である。2007年8月30日に日光国立公園から尾瀬地域25,203ha(現・尾瀬国立公園の67.75%にあたる)を分割し、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山など周辺地域を編入する形で指定された。釧路湿原国立公園以来20年ぶりに新設された29番目の国立公園である。総面積は37,200haである。
国民的愛唱歌「夏の思い出」で名を知られる“尾瀬”を擁する「尾瀬国立公園」は、平成19年に“29番目の国立公園”として指定されました。
尾瀬国立公園は、群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる山岳地帯に位置し、面積約37,200ヘクタールにおよぶ国立公園です。
本州最大の高層湿原である尾瀬ヶ原、只見川の源流にあたり噴火によりせき止められてできた尾瀬沼、これらを取り囲む至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山などは、百名山や東北地方の最高峰であったり、台形をした傾斜湿原と多様な風景が広がっています。
【お知らせ】尾瀬国立公園第一大江橋の仮設橋について
大雪により破損した第一大江橋に仮設橋を設置しました。
以下の点に注意して通行して下さい。
○一度に通行するのは5名まで。
○譲り合って交互に通行。
○滑りやすいので注意。
○橋の上で飛んだりしない。
○混雑時には立ち止まらない。
地方環境事務所より