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箱根山、15センチの隆起そして 浅間山で火山性地震増加

箱根山、15センチの隆起観測 国土地理院

 
 国土地理院は22日、噴火警戒レベルが2に上げられている箱根山大涌谷(おおわくだに、神奈川県)で、21日までに最大15センチの隆起を観測したと発表した。

 地球観測衛星「だいち2号」で箱根山を様々な角度からとらえたデータを解析した。隆起した範囲は直径200メートル程度。最大の隆起地点は異なるが、7日までの観測では6センチ、10日までが8センチ、15日までが12センチだった。

 気象庁によると、22日は午後3時までに13回の火山性地震箱根山で観測。地震が増え始めた4月26日以降の累計は1777回になり、1日平均で約65回起きている。噴火の予兆とされる火山性微動は観測されていない。

浅間山火山性地震増加、気象庁が警戒呼びかけ
 
 
 気象庁は22日、群馬、長野県境の浅間山火山性地震が増加しているとして、臨時の解説情報を発表した。同庁は、直ちに噴火につながることはないが、山頂付近で火山灰を伴う突発的な噴出が起きる可能性もあるとして注意を呼びかけている。噴火警戒レベルは「1」(活火山であることに留意)に据え置いた。

 気象庁によると、浅間山では4月下旬から火山性地震が増加。20日までの1カ月間では、1日の平均地震回数が「火山活動が高まっている」とされるレベルの30回程度になり、21日は約5年ぶりに1日の地震が50回を超えたという。

 前回、浅間山が噴火したのは2009年2月で、この時にあった地殻変動は今回は確認されていないという。同庁は23日に現地に機動観測班を派遣し、上空から噴煙の状況などを確認する予定。