京都の芸舞妓40人が六本木ヒルズへ 京都への旅行をPR
京都の芸舞妓40人、六本木ヒルズへ“出張”
京都の芸舞妓が六本木ヒルズに“出張” 京都五花街の芸舞妓40人が21日、東京に出向き、京都への旅行を呼び掛ける。今年40回目を迎える誘客キャンペーン「京の夏の旅」の趣向で、これだけ大人数での芸舞妓の“出張”は初めてという。あでやかな姿のまま移動し、六本木ヒルズでの記念の催しで舞を披露する。
五花街の芸妓20人と舞妓20人が遠征する。おしろいに着物姿の40人がJR京都駅から新幹線に乗って、東京入り。華やかな一行の姿は、おおいに注目を集めそうだ。
芸舞妓40人は、京都市と市観光協会、JR東海が19~21日に開く「“ほんまもん”だけ3DAYS」の最終日に登場。一堂に舞台に立つ。舞妓20人が祇園小唄の舞を踊った後、上七軒と宮川町の芸舞妓が1演目ずつ舞を披露し、京都の風情を演出する。
市観光協会によると、数人の芸舞妓が京都PRで出張したことはあるが、10人以上の例はないという。
記念の催しでは、昨夏に150年ぶりに復活した祇園祭の大船鉾も会場に建てられる。京友禅の着物ファッションショーや伝統工芸の体験コーナーなどもある。