千葉県から岩手県への「里帰り出産」の妊婦、破水するも、無事出産!
千葉県から帰省した妊婦の受け入れを、岩手県の2つの県立病院が断っていたことがわかった。
岩手県医療局などによると、4月17日、千葉県から一関市に帰省していた30歳代の妊婦から「破水したみたいだ」と電話で県立磐井病院に相談があった。
病院では、妊婦が帰省して3日ほどしかたっておらず、感染症対策が整っていないとして、受け入れを断った。
その後、北上市の県立中部病院からも受け入れを断られた妊婦は、救急車で盛岡市の病院に搬送された。
PCR検査で陰性と確認されたあと、妊婦はその後、盛岡市の民間病院でPCR検査を受けた後、陰性と確認され出産した。
2つの県立病院では、「里帰り出産」について、来県後2週間は、自宅などで待機をしてから受診するよう求めていた。
磐井病院では「どこも受け入れ先が見つからなかった場合は、受け入れる覚悟はあった」と話していて、中部病院では県外からの里帰り出産する場合、2週間自宅で待機してからの受診を求めている。
妊婦は帰省してから4日間ほどしか経っていなかったという。事務局長によると、中部病院には感染症病床がなく、個室2床をコロナ陽性患者用に準備している。
ただ、新型コロナの感染疑いのある妊婦の出産や手術が出来る状態ではないため、受け入れを断ったという。
事務局長は「院内感染の対策が整っていなかった。今後、陰圧装置の設置など環境を整え、早期に感染症対策をして、今後、緊急の場合は妊婦を受け入れたい」としている。
一件落着、めでたし、めでたし~。
☆彡私のココロは「曇りのち晴れ」
※岩手県は日本における新型コロナウイルス感染者ゼロの唯一の県である。
☆彡参考 新型コロナウイルス国内感染者数
国内感染者数 12,310人 死亡者数 328 人 【4月24日12時00分現在】
千葉県は感染者数770人で、❶位=東京都3,572人、❷位=大阪府145人、❸位=神川県877人に次いで第4位であった。