大船渡市三陸町の綾里小学校で4月1日、全国一早い入学式! 「春風(しゅんぷう)や闘志いだきて丘にたつ」負けないで♪~
岩手県大船渡市三陸町の綾里(りょうり)小学校(児童92人)で4月1日、全国一早く入学式を行った。男子9人女子5人。
新型コロナウイルス感染症予防のためマスク姿で臨んだが、新入生14人は伝統の羽織はかま姿で誇らしげ。希望を胸に一歩を踏みだした。
新入生は勉強を頑張りたいと話していた。
外は寒風が吹きすさぶ。
そんな時ふと高浜虚子の短歌が思い出された。
「春風や闘志いだきて丘にたつ」という歌である。
この歌の春風は「はるかぜ」ではなく「しゅんぷう」と読んでもらいたい。
なぜなら「はるかぜ」では闘志がわかないからである。
「はるかぜ」はほんわかした心地よい風である。闘志も失せるのではなかろうか?
春風と読むと寒風の丘に立って闘志を燃やしている青年の姿が目に浮かぶ。
これからあなた達には幾多の苦難が待ち受けている。
今まさにスタートラインに立った皆さんにこの歌を送りたい。
あなた方のお父さんお母さんたちは東日本大震災にもめげず生き抜いてきた人たちですよ
「負けないで♪~」
今日はタケノコがあったのでタケノコ五目御飯にした。
おかずも「きり昆布煮筍入り」にしてみた。
筍の様にまっすぐ凛として、すくすくと育ってほしいと願った。
今日の私のココロは「曇り空の向こうに少し青空が見えている」、春はあけぼの・・・