安倍晋三首相が辞意表明! 難病「潰瘍性大腸炎」と戦っていた? お疲れさまでした。
新型コロナ感染症対策の整備が急がれる中、安倍晋三首相が辞意表明した。
7年半におよぶ長期政権を築いた安倍晋三首相の突然の決断
安倍首相、辞任「月曜日に自分一人で判断した」
時折、沈黙し、声はかすれた。「反省する」という言葉を何度も口にした。28日午後5時から首相官邸で開かれた安倍晋三首相の記者会見。第1次政権に続き、再び任期途中で政権の座を降りる無念さがにじむ会見だった。
ただ、森友・加計学園の問題、桜を見る会の問題など、首相自身や妻の昭恵氏をめぐる疑惑について、最後まで真摯(しんし)な説明はなかった。「説明ぶりに反省すべき点はあるかもしれないが、(政権を)私物化したことはない」。そう答える様子は、繰り返される質問に対してうんざりするような表情にも見えた。
異例の長期政権の「負の遺産」として、公文書改ざん問題や官僚たちの過剰な忖度(そんたく)が指摘されてきた。この日の会見でも、財務省の公文書改ざんをめぐって十分な説明責任を果たしたのかを問う質問が、記者団からあった。首相は「国会で長時間、答弁した。十分かどうかは国民が判断するのだろう」と語るにとどめた。
「負の遺産」とされる部分が次の政権に引き継がれることのないよう、首相にはもう少し真正面から受け止め、答えてほしかった。政権の重圧から放たれて力の抜けた感じの記者会見で、外交・安全保障や憲法改正など様々な質問に答えた首相だったが、肝心の「疑惑」に対しては最後までうやむやなままだったように思える。
◆「現場の思いを反映した施策はなかった」「もっと早く身を引くべきで遅きに失した」「しっかり対策を取れる人がやった方がよかった。タイミングが遅すぎる」。
人手や物資の不足に苦しみつつ、対応してきた医療従事者らからは冷ややかな声が相次いだ。
クリニックではマスクや消毒液が足りなかった4~5月も診察を継続。「全世帯向けにアベノマスクを配るのではなく、少しでも支援してほしかった」と振り返る。
◆菅義偉官房長官は6月1日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため全世帯へ布マスクを配布する費用に関し、契約額の総額が約260億円になると明らかにした。政府はこれまで配布経費を466億円としてきたが、大幅に圧縮される見通しとなった。
菅氏は、5月29日時点で布マスク約4800万枚が配布されたと説明した。政府はこれまで5月中に約1億3千万枚を配布する目標を掲げていたが、完了時期を6月中旬に延期している。
布マスク配布に関する契約額のうち、マスク調達費は約184億円。このほか配送費などで約76億円が見込まれるという。
直近ではアベノマスクの契約額の総額が約260億円になるという。
それだけあればPCR検査はもっとやれたはずだし、高熱・インフルエンザ・新型コロナウイルス医療専門のクリニックぐらいは立てられたはずだ。
又医療関係者への賃金もプラスして払えたはずだ。
結果的に国民の税金の無駄遣いに終わった。
いったい誰がこんな愚策を考えたのだろうか?
良識ある人は思いつかない。
そこで旗と思い当たった。
先ごろ発表されたことに思い当たった。
安倍晋三首相は難病の「潰瘍性大腸炎」で日ごろから苦しんでいたということ。
ならば数々の政策の不適切さが頷ける。
いろいろと不満もあるが、よくぞ決心されたと思う。
ご苦労様でした。
ゆっくり静養してほしいと願うばかりです。
◆安倍晋三首相が患ったとされる難病「潰瘍性大腸炎」
安倍晋三さんが潰瘍性大腸炎を発症したのは17歳のときだったと明かされています。
安倍は17歳のときに潰瘍性大腸炎を発症した。自民党国体副委員長となり、食事ができずに三ヶ月入院して点滴の日々で体重激減した頃が、最も症状が重かった。このとき、「癌でこの先長くない」という噂も流れる。妻の昭恵をはじめ、病名を公表すべきとの意見もあったが、安倍は、官房副長官時代の2000年に症状が出て以降は、幹事長・官房長官などの激務にも体調は万全だったため、2007年8月の段階までは病気を克服できたと判断していた。
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が生じ、潰瘍やびらん(ただれ)ができ、下痢や粘血便(血液や粘液、ウミなどが混じった便)が起こる病気です。これまでは、根本治療のない難病で、一度かかると一生治らない病気と考えられてきました。しかし、徐々にその病態が明らかになり、様々な治療法が開発され、いまでは難病と考えられなくなりました。
原因は未だよく分かっていないとされています。ただ、人間の免疫機構の「免疫異常」による説が有力視されているとされているようです。
重傷度により、軽度~劇症まで4つの段階に分類されます。
①軽症= 下痢の回数が一日4回以下で血便の程度が軽く、全身症状がない
②中等症= 軽症と重症の中間
③重症= 下痢の回数が一日6回以上で血便の程度が強く、37.5℃以上の発熱、貧血などの症状がある
④劇症= 下痢の回数が一日15回以上の血性下痢、38℃以上の発熱、白血球数の異常をしめすもの